東京新聞 2011年11月2日付 朝刊

2015年4月12日

首都圏などで通信販売をめぐるトラブルが相次いでいる。最近は海外オークションやパチンコ攻略法など情報商材も登場。「日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会」(東京)は5日から2日間、「通信販売トラブル110番」を開設する。

同協会によると、通信販売は、インターネットからテレビ、カタログ、ダイレクトメール(DM)、雑誌などさまざまなジャンルがある。海外通販オークションなどで商品未着や連絡不能、多額の送料発生などのトラブルがあるという。

通信販売は広告・表示への規制が主で、事業者の実態に即した取引上の消費者保護規制は不十分。商品などのトラブルは、東京、埼玉、千葉、神奈川などで目立つという。

「110番」開設について同協会の粟野潤子相談員は「消費者から広く相談を受け付け、通信販売の実態を明らかにし、求められる規制や法整備を探りたい」と話している。

110番(臨時)は2日間とも午前10時~午後4時。

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