アフィリエイトの基礎知識

アフィリエイトの仕組みと基本構成

ASPは複数のスポンサーから預かった広告を、アフィリエイターに提示。アフィリエイターはそのリストの中から商品のジャンルや報酬内容を吟味してアフィリエイトプログラムを選び、自身が持つ媒体(ブログやメルマガなど)で宣伝販促活動を行う。

 アフィリエイトは、アフィリエイター、ASP、スポンサーの3者で構成される。インターネット上で展開される営業ネットワークである。
 アフィリエイターとは、言ってみれば「フリー契約の営業マン」のようなものだ。この営業マンは、商社のような仲介業者(ASP)に登録する。ASPでは、営業する商品を何百、何千と取り揃えており、アフィリエイターは売れそうなもの、売れた時の報酬が多いものなどを自分の選択眼で選んで営業する。

 具体的な営業活動は、アフィリエイターが自分で運営するホームページやブログ、メールマガジンで行われる。アフィリエイトリンクを張り、ユーザーを誘導する。
なお、アフィリエイトリンクとは、アフィリエイトで取り扱う商品へのリンクであり、リンクを張ったアフィリエイターが識別できるようになっている。
ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックすると、ユーザーのウェブブラウザにクッキーが保存される。
クッキーとは、ウェブブラウザにユーザーのウェブ行動の履歴を一時的に保存する技術であり、例えば、よく訪問する会員制サイトにログインする時、IDやパスワードの入力が省略できるのは、クッキーのおかげである。つまり、「現在このサイトにアクセスしているユーザーは、過去にIDとパスワードを入力してログインしているユーザーである」という情報を、ウェブブラウザ側でクッキーとして保存してあるというわけである。
この技術を最も有効に活用しているのがアフィリエイト広告であり、消費者が購入ボタンを押す直前に、誰のアフィリエイトブログを見ていたのかが、クッキーによって分かるという仕掛けだ。

ASPのサイト内には、スポンサーごとにアフィリエイトプログラムが掲示され、アフィリエイターはこの中から売りたい商品を選び、アフィリエイトリンクを取得する。

 アフィリエイターの最大の関心ごとは、自分のアフィリエイトリンクから販売サイトに飛んだという履歴を、可能な限り多くの訪問者のブラウザにクッキーとして保存してもらうかに尽きるのである。
 こうした営業の成果をあげるには、ユーザーの訪問数を増やす必要があるから、ユーザーが興味を持つようなコンテンツをつくり、検索サイトで上位にランキングされやすくなるような工夫も必要となる。アフィリエイトで稼ぐには、努力と工夫と時間が必要なのである。

 ASPは、何でも扱っている総合商社のようなところもあれば、本だけ、健康食品だけを扱う専門商社のようなところもある。
また、こうした物販のほか、出会い系サイトやアダルト動画サイトなどの会員登録やコンテンツ配信についてもアフィリエイトプログラムが存在している。ひとりのアフィリエイターが、いくつものASPに登録して、品揃えを豊富にするケースは多い。

 「商社のような」と表現したASPは、自社で在庫を持たない。あくまでも、スポンサーとアフィリエイターを仲介する業者である。「在庫を持たない商社」という形容が当てはまるだろう。

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